2013年02月21日

「ヒトラーの贋札」観ました。

ヒトラーの贋札 [ カール・マルコヴィクス ]
ヒトラーの贋札 [ カール・マルコヴィクス ]

なかなか面白かったです。黒ハート
引き込まれてしまいました。るんるん


ストーリーは・・・
時代は2次世界大戦・・・ 1936年のドイツ、ベルリン。
パスポートや紙幣など、あらゆる偽造を行うプロの贋作(がんさく)師サリー。
犯罪捜査局の捜査官ヘルツォークに捕らえられた彼は、マウトハウゼン強制収容所に送られます。

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↑このシーンは、親衛隊のご機嫌をとって絵を描いているところ。

そこはナチスの・・・ユダヤ人を対象にした収容所でした。
そしてそこに収容されているのは、印刷のプロたち・・・
作戦名「ベルンハルト作戦」・・・贋ポンド紙幣を作らせる生産工場でした。

hit-ra-.png

実際に強制収容所で贋造(がんぞう)に携わった印刷技師アドルフ・ブルガーの著書が原作となっているだけあって、ひしひしと伝わってくるものがあります。
生と死が紙一重の世界で、正義と偽りを天秤にかけながら、生きることを選択する人たちがそこにはいました。

hitora-3.png

まさにカルネアデスの板ってとこでしょうか?
難しいですねたらーっ(汗)


紙幣も、はじめはポンドを印刷しているのですが、ドルの印刷へと変わっていきます。
こんな所も、実際の世界的な実力が、権力がイギリスからアメリカに変わっていったって部分が見て取れます。黒ハート

何が正義で何が悪なのか?それは分かりにくいけれど、一言で言ってしまえばそれが戦争という時代だった・・・ということが解ります。
その一言で片づけられることではありませんけどね失恋

ヒトラーが芸術が好きだったからでしょうか?
日本の戦争映画とは、一味も二味も違って・・・芸術って感じがしました。るんるん

ヒトラーの贋札 悪魔の工房
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2013年02月14日

「上海特急」観ました。

マレーネと言えば・・・「モロッコ」か、「上海特急」と言えるのでは?
な、有名な作品です。リリー・マルレーンも有名ですが。。。黒ハート
ジョセフ・フォン・スタンバーグが、マレーネの魅力を存分に引き出してくれています。黒ハート


IVCベストセレクション::上海特急 [ マレーネ・ディートリッヒ ]
IVCベストセレクション::上海特急 [ マレーネ・ディートリッヒ ]


マレーネの作品は古いってこともあって、戦争の匂いがいつもプンプンする作品が多いですが・・・。
怖い軍人さんも惑わす魔性の女なのでしょうか???

ストーリーは・・・
時代は1930年・・・上海特急列車は、北京を出発しました。
車内はひどい混雑で・・・。そのデッキで久しく別れていた愛人がめぐり合います。
世界中にこんなにたくさんの人がいるのに・・・なんてドラマティック。黒ハート

シャンハイ・リリとして知られている浮名の高い女と、英国陸軍の一等軍曹ハアヴェイでした。

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二人は数年前喧嘩して別れ、リリは淫売婦として中国の海岸を流れていました。
ハアヴェイはまだリリを愛していましたが、リリの現在はもはや二人の間に高い障壁を作っていたのです。

と、始まります。
軍隊がたくさんいて、独立軍もいて・・・
列車が定刻通りに進むはずもなく・・・

北京を出て一時間中国の兵隊に臨時停車を命ぜられます。
そして車内はくまなく捜索され、一人の怖え切った中国人が叛軍の便衣隊兵士として捕らえられました。

その夜、叛軍は列車を襲撃。
ところが機関手は自暴になって列車を走らせます。
叛軍は登り線の貨物列車を徴発して追跡!!二つの列車は夜を衝いて疾走します。
しかし、ついに叛軍は機関銃で機関手を殺し、無人のまま疾駆する特急に飛び乗って列車を止めてしまいました。

叛軍の將であるチャンは、この特急には英国の軍人が乗っていることを告げ・・・
ハアヴェイは人質に・・・
もし先に捕らえられた便衣隊を無害で返さなければ、特急は出発させない。と言った。ついにその便衣隊が帰るまで乗客は拘留されてしまった。
そんなごたごたの中、チャンはリリを口説き・・・不覚にもハアヴェイに張り倒されます。
riri2.png
丁度その時、上海から便衣隊が列車で到着し、乗客は特急に乗り込むことが出来ました。
けれどリリはハアヴェイが見えないので停車場に引き返して見るとチャンが焼きごてでハアヴェイを盲目にしようとしていました。。。

riri.png

はたしてリリはどうする???


ホント、オットコマエなマレーネをどうぞ!!って感じです。
気怠そうに話していますが、これって啖呵きってるよね。って感じの話し方。マレーネが一番似合いますね黒ハート

よく見ると、美人でもないのに、とっても美人に見えます。
今回は、100万ドルの脚線美はあんまり出していないように思うのですが・・・
妖艶さはぴか一です黒ハート
それは、マレーネの生き方がそうさせるのでしょう黒ハート
ほんと、カッコいい黒ハート


マレーネ・ディートリッヒ「お母さん私を許せますか?」はこちら


真実のマレーネ ディートリッヒ
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2013年02月10日

「許されざる者」観ました。

主演はオードリー・ヘップバーン、バート・ランカスターです。
監督は、”マルタの鷹””アフリカの女王””荒馬と女””天地創造”などのジョン・ヒューストンです黒ハート
自身の作品の中で最悪の作品だそうですが・・・どんな作品でしょうか???

許されざる者
許されざる者
ストーリーは・・・
テキサスの平原に牧場を営むザカリー一家は思慮深い長男のベン、次男のキャッシュ、3男のアンディ、母親、養女レイチェルの5人暮らし。

近隣の牧場主ゼブはベンを信頼し、ザカリー一家を厚遇します。
レイチェルを長男チャーリーの嫁に、長女をキャッシュの嫁にと、思っていました。
しかし、レイチェルは秘かにベンを愛していたのです。
そんな中、エイブ・ケルシーという狂人が近辺をうろつき、一家の悪い噂をまきます。

「レイチェルはインディアンだ・・・!!」

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一家は人々の疑惑の中でひっそりと暮らしはじめます。
ある朝、カイオワ族インディアンの首領ロスト・バードがと共の3人がザカリー家を訪ね、幼い時別れた妹を返せといいました。

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「妹は白人だ!!」とベンは拒絶。

ある夜、レイチェルとの婚約を固めに一家を訪ねたチャーリーは、帰途、待伏せたカイオワ族の矢の餌食に・・・!!惨殺されてしまいます。

ゼフの妻は、「レイチェルに汚れたインディアンの血が流れている!!」と罵ります。
ベンは災厄の源であるケルシーを捕らえます。なんと、ケルシーはカイオワ族と通じていました。
ケルシーは恐ろしい過去をゼブに打ち明けます。10数年前ウィル・ザカリーはカイオワ族を殺しまくり・・・その最中、赤ん坊を盗んだのです。
後にカイオワ族がケルシーの息子を捕らえ、ケルシーはレイチェルを返して息子をとり戻すようウィルに頼みましたがウィルは拒み、息子は殺されたのです。

ケルシーはザカリー家を呪い、一家を追って復讐し続けて来たのでした。
ケルシーは村人の見守る中、絞首刑に!!
それを実行したのは、レイチェルの母でした。

ゼブは一家と絶縁し・・・ザカリー一家は家族会議。母にことの真偽を確かめたキャッシュは、カイオワ族とは一緒に住めないと家を出ました。

その夜、カイオワ族は攻めてきます。
一家のためにカイオワに戻ろうとするレイチェル。ベンはそれを止めます。
ベンの愛の深さを知ったレイチェルは一家と共に戦う決意をしました。
弾丸が底を尽くほど撃ちまくる一家、相手はカイオワ族・・・しかし母はカイオワの放った弾に当たって死に・・・レイチェルの実の兄ロスト・バードが迫った時、レイチェルは夢中で銃を引いていました。「妹!!」と叫んで彼は死んだのです。
キャッシュも帰って来て戦います。
カイオワ族を全滅にして・・・厭まわしい過去と縁を切ったザカリー一家は再び団結を得たのでした。


THE END なんですが・・・
どうでしょうか???

やはり、最悪な作品なのでしょうか?

これはきっと、ラブストーリーなのだと思います。
西部劇だったとしても、人種差別があったとしても・・・あせあせ(飛び散る汗)
ヘプバーンは、洗練された都会的な・・・ジバンシーを纏うことのない・・・
いつものイメージからはかけ離れた埃っぽい作品です。

でも、ラブストーリーなのです。

ただ、義妹を想う兄・義兄を慕う妹・・・そしてその妹は先住民の娘だった・・・!!
少女漫画や昼ドラにあるような要素があるでしょう?

で、よく問題にされるのは、人種差別問題です。
ここでは先住民のカイオワ族なのですが・・・

作品当時、1960年なのですが、まだまだ差別があって・・・
特に、西部劇として、時代劇としてみた時に、それが顕著にっていうか、隠さずにドバっと全部出ちゃったんじゃないかなあ・・・って思います。

日本だって、”子連れ狼”や”座頭市”なんかだと音声がブチブチ切れて、解らなくなっていますよね。
それは、子どもの見ていた”サスケ”や”カムイの剣”なんかでもそうでしょう???
そんな時代だからこそ許された作品なんだと思います。失恋

すこし時代は後の設定になりますが、”怒りの葡萄”でもアメリカンドリームなんてどこ吹く風で、かなり酷い生活をしている人々がいましたよね。
今も、銃を規制するかどうか、よくアメリカで問題となりますが、
”銃がなければ生きていけなかった時代”がここにはあったのでしょう。

そんなことを考えると、人種差別に関しては理解できる?のかもしれません。
レイチェルがカイオワ族なのに、そのカイオワ族を殺す!!それで全てを払拭するのでしょうか???
許されることではありませんけどね失恋
少女漫画はホラ、みんな死んでも主人公はしあわせになるでしょう?

ただこの映画に関しては、恋愛映画と見ると、”許されない”意味は、カイオワ族を全滅にしたことではなく、兄と妹が愛し合ったとか、白人の兄がインディアンの妹を愛したということになるのかもしれません。
ってことは、どっちにしても人種差別が絡んでくるのね失恋

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posted by ちゃーちゃん at 15:04| Comment(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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