マンガのマの字も知らなかった私が、漫画を読むようになったのは・・・
習っていたピアノ教室の待合に、少女漫画が置いていたからでした。
なかよし・フレンド・マーガレット・ちゃお・りぼん・・・
たいていのものがあったと思いますが、ハマったのは、
あさぎり夕さんの「あいつがヒーロー!」でした。
当時は、本屋さんで見かけることのないくらいに、人気がりました。
当時の本屋さんは町の本屋さんで、あんまり在庫もなかったしね・・・。
で、これも、ドジでマヌケな主人公・麻生若菜を中心に、イケメンがたくさん出てくる物語です。
![img_467791_5730526_0[1].jpg](https://chacha-mama.up.seesaa.net/image/img_467791_5730526_05B15D-thumbnail2.jpg)
高校生になったばかりの若菜は、お嬢様です。
子供の頃、家の屋根裏部屋で、とってもハンサムな男の人が出てくる童話を発見します。
その人を、”ライラックの君”と名付けて夢見ている夢子ちゃんです。
で、入学早々ラブレターをもらった若菜・・・
その相手は、親が勝手に決めた婚約者・風見竜からでした。
ちなみに竜君は、右です。
でも、それは、剣道部のマネージャーとしてこき使うためで・・・
本当の竜は、紅高校の番長・ケンカ竜でした。
おまけに代筆したのは友達の宇佐美ジョー、モデルもこなす左下のハーフな美形です。
そして、若菜の家に下宿にやってきたのは”ライラックの君”に瓜二つの”いとこ殿”小田切一人(左上)・・・。
と、話は始まります。
はじめは竜を、原始人だの野蛮人だのと言っている若菜でしたが・・・
そんな若菜とこの3人のナイトのお話です。
ドキドキワクワクしながら1か月を待ちわびて読んだものです。
で・・・ライラックの君はいったい誰だったのでしょう???
今から思えば、こんなにもてたことなんてない!!
しかもイケメンに!!
と思ってしまいますね。
私が好きだったのは、基本的に悪人・・・っていうか、虐める方の人が出てこなかったからだと思います。
お京さんもいい人だったしね。

そう、よく考えると、私が野蛮人っぽいキャラクターを好きなのは、ここに原点があるのかもしれませんね。

でも、少女漫画の野蛮人ですから、たかが知れています。だって、当時ジャンプでは本宮ひろ志さんや、宮下あきらさんでしたから・・・

ですが、この後私はジャンプにどっぷりつかることになります。
読んでいた少女漫画は、”花とゆめ””LaLa”なんかで、お決まりの少女漫画は読まなくなってしまいました。
中学生になったらそんなもんでしょうか?
でも、私の周りのオタクじゃない人は、読んでいなかったなあ・・・”花とゆめ”と”LaLa”。
それとも、当時中学生になったらもう読まなくなっていたのかしら・・・漫画???
個人的に残念なのは、あさぎり先生が今はBLで活躍されているということ。。。
なにかで読みました。本当はそれを書きたかったって・・・
”花とゆめ””LaLa”では、よくあるでしょうし、ジャンプ的同人誌もいろいろ見てきましたが・・・
純真無垢な”なかよし”で描いてた作家さんだからなあ・・・
本屋で見かけたときは、さすがにショックでした・・・。
でも、ペンの使い方とか勢いがあってちょっと他の作家さんとはタッチが違ったかなあ・・・なんて覚えています。だから、ほかの方とは違ったのかも

今は、小説の方で活躍されているとのこと・・・。
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