「ザ・ロック」、昨日やっていましたね。
ザ・ロック [Blu-ray] / ショーン・コネリー, ニコラス・ケイジ, エド・ハリス, ...ショーン・コネりーが主演になるのでしょうか?
ニコラス・ケイジとのダブル主演というには、私にとってはショーン・コネリーは大きすぎるので。

エド・ハリス演じるハメル准将・・・
彼は、アメリカ海兵隊武装偵察部隊の伝説的英雄でした。
しかし、政府に強い怒りを感じていました。それは、かつて非合法作戦に従事していたハメルの部下たちは、敵に包囲された末に救援も得られずに見殺しにされ、その事実は公表されず、勲章も授与されなければ遺族への恩給や賠償金も支払われず、葬儀もされていない。そしてこうした問題に対する自らの訴えにも、下院議会や政府はまったく耳を傾けなかったという事実。。。
ハメルは、ついに14人の部下と共に化学兵器VXガスの奪取という反乱行動にでます。
そしてザ・ロックと呼ばれるかつての刑務所島、アルカトラズ島に観光客・ガイド計81人を人質にとって立てこもったうえ、遺族へ渡す補償金の原資として現金1億ドルを要求。これが受け入れられない場合は、VXガスを積んだロケットをサンフランシスコに撃ち込むとアメリカ国防総省を脅迫するのです。実行されればサンフランシスコは壊滅。。。
FBI長官は特別捜査官で化学兵器のスペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)に、アメリカ海軍特殊部隊SEALsへ同行して島に潜入し、毒ガスを処理するよう命じます。
しかし、ザ・ロックに潜入するためには、アルカトラズ島から唯一脱獄できた男にして、現在は刑務所に監禁中の元イギリス情報局秘密情報部部員・兼SAS大尉、ジョン・パトリック・メイスン(ショーン・コネリー)の協力が必要でした。
と、話は始まって・・・
お決まりのように、SEALSは何もできないまま全滅・・・。
アメリカ政府に”投獄”という煮え湯を飲まされてきた元イギリス情報局秘密情報部部員と、戦いのど素人化学屋の戦いが始まるのです。
何がカッコいいって、演出が憎いですよね。
敵であるハメル准将は海兵隊の英雄でありながら、部下の死に対して後ろめたい人生を送ってきました。
最愛の妻が死んで、それを機にアメリカ政府に対する矛盾と自分の信念の為に立ち上がるのです。
これは本当にかっこいい!!
やり方は間違っていますが、きっとこの政府の対応は、現実に置き換えてもあったことかもしれません。。。
で。。。
メイスンは、元イギリス情報局秘密情報部部員・・・
この演出が憎いです。

「007ですよ、007

」
歳を重ねても、かっこいい人ってカッコいいのですね。

まさに諜報部員という感じ・・・。
一筋縄ではいかなくて・・・しかし、狙われているサンフランシスコにひとり娘が住んでいること・・・それを理由に協力します。
ニコラス・ケイジの役は、FBIの化学スペシャリストです。FBIだから戦う大義名分は要らないのね。

多分。
でも、若々しいニコラス・ケイジと、経験を積んできて酸いも甘いも知り尽くしたショーン・コネリーのコンビがいい味を出しています。
”決して仲良しじゃないけど、一緒に戦う!!”
って、感じが良いのですね、きっと。
最後のお楽しみは、何が理由でメイスンが投獄されていたのかということ・・・。
それは、女王陛下の為の007だから

って感じでしょうか?
台詞の掛け合いもセンスを感じられて、アクション映画なんですが、それだけじゃない、最後にはほんわかした気分になります。
ほんと、最後のメイスンの姿はかっこよかったです。

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posted by ちゃーちゃん at 08:25|
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