サザエでございま〜す!
先日、あーこが欲しがったので、つい買ってしまいました。
実は、私も読みたかったのです。
放送43年目にしてついに出た公式本です。家には「サザエさんの秘密」「サザエさんの悲劇」「磯野家の謎」「磯野家の謎おかわり」がありますが、これこそまさに公式本です。(* ̄∇ ̄*)
誰もが見たことのある、日本一有名な家族です。
日曜日、外食が多いかどうかは、サザエさんの視聴率で解るというほど、国民的アイドルですよね。
みんな思ったはずです。「あ〜、もうサザエさんより年取ったのか・・・。」って。
なかなか面白く、家族三人で楽しく読みました。
設定も面白かったです(波平が53歳とか)が、アニメオタクとしては、「まだセル画で書いている。」ってところが興味深々でした。
どんなに綺麗なアニメでも、CGで書いているとどうも温かみを感じられない私。それは、宮崎駿さんでも思います。
人間が古いのかな。やっぱりセル画のほうが、温かみを感じます。
絶対怒られるようなことでも、のんびりと笑って受け止められる。あったかいのは、サザエさんにはぴったりです。
でも、よく考えると、長谷川町子さんの作品では、戦前・戦中・戦後を書いていらっしゃいますよね。よく書けたな・・・と、感心します。
もののない時代を反映したエピソードとしては、本当はフグ田家は別居していたのですが、借家の塀を、マスオさんが風呂の薪にしようとして、大家に見つかって・・・。そして、サザエさんが大家にケンカをうりに行って怪我をさせてしまったことから、借家を追い出され、磯野家に同居するのだそうです。
いまから思えば、それは怒られるだろう!とか、常識がない!!と思いますが、のんきなサザエさんと、原作ではまだまだ戦時中の配給とか、帰還兵のシーンなんかがあります。そんな貧しい時代だったのでしょう。
でも、それは追い出されるよ・・・。サザエさん。(T△T)
本当に誰でも子供に戻れる一冊です。是非読んでみて下さい。
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posted by ちゃーちゃん at 09:30|
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